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ダイエットで痩せる「カロリーは正直」

カロリーは正直です。

 

私がそう思ったのは、体重の増減は摂取カロリーの増減と比例することを体験してからです。

体重を減らしたい、痩せたい、は多くのひとの願いです。

摂取カロリーを減らせば、この願いが叶うと分かっていても、それがなかなかでません。
できない理由は、「飲食」を減らす生活が辛いからです。
少し続けられたとしても、体力が低下し、気力が失せ、「健康」を損ねるからです。

 

この記事は、そんなあなたに視点を変えてアプローチすることをお勧めします。
※「在宅勤務でダイエットするコツ【はじめの一歩】」シリーズからエッセンスを取り出し加筆しています

 

こんな方におすすめです。
・痩せたい
・ただ痩せるのではなく、健康を維持したい
・できれば、体力を強化し、身体を軽くしたい

 

はじめに

巷にはダイエットの方法が溢れているので、迷われませんか。

筆者は健康的に痩せました。
でっぷりとしたお腹はスッキリし、しぶとい脇腹のぷよ肉も無くなりました。
健康になり身体も軽くなりました。いやな汗をかくことも少なくなりました。

3年かけて、いろいろ試しました。
その結果、「痩せる決め手」を身体で覚え、「健康維持の方法」も身体で覚えました。

遠回りでしたが様々な方法を試したことは良い経験となりました。
「自分に合った痩せ方」を見つけることができ、反面「自分に合わない痩せ方」も分かりました。


「摂取カロリーの増減」と「体重の増減」と「健康」の関係

「痩せる」のは理屈では簡単です。
「摂取カロリー」を減らせば「体重」は落ち確実に痩せます。
しかしそれだけでは「健康」を損ねます。
それが分かっているので、そうならないように「摂取カロリー」はそれほど減らさず「運動」を取り入れるのではないでしょうか。

でも、なかなか「体重」は落ちないでしょう。
それは「運動」は期待するほど「体重」を左右する要因とはならないからです。
ことわっておきますが、アスリートのように運動しているひとは別です。
そうした方々は、「運動」により数百kcalも消費するからです。
このブログの対象は、普通のひとが日常にできることを想定しています。

「体重」を左右する直接的な要因は「摂取カロリー」です。
でも「摂取カロリー」を急に減らしたら、生活が辛くて続きません。


苦も無く「痩せる」方法

「摂取カロリー」を減らせば「体重」は落ち確実に痩せる、「摂取カロリー」を急に減らしたら、生活が辛くて続かない、と書きました。

では、普通のひとが苦も無く「痩せる」方法を考えてみましょう。

私が実践したことは、苦も無く「痩せる」方法です。
痩せようと意識すること、自分のできる範囲で時間と努力はしてもいい、という気持ちはありました。
注意しておくことは、成果を直ぐに求めるという誘惑にかられないことです。

ポイントは、自分に合った「長続きする方法」を見つけ、習慣化することです。
生活の一部にしてしまいましょう。そうなれば、苦にならず、むしろリフレッシュになります。

することは2つです。
ひとつは「摂取カロリー」を少し減らすこと、ひとつは「運動」を少しすることです。


「摂取カロリー」を少し減らし、「運動」を少しする

では、どのくらいすればいいかの目安を書きます。

ダイエットの設定【摂取カロリーを減らす目安】
・1日の消費カロリーを割り出す
・1日の基礎代謝を割り出す
・1日の摂取カロリーを、1日の消費カロリー以下にする
・1日の摂取カロリーを、1日の基礎代謝より下げない

運動の設定【負荷をかけても疲れない目安】
・内容は筋トレとする
・1日に5分とする
・入浴前に行なう

たったこれだけです。
でも、これが難しい人もいます。

ダイエットの設定では、現在の摂取カロリーが1日の消費カロリーを大きく超えている方です。
例えば以下のような方です。

1日の摂取カロリー 2500kcal
1日の消費カロリー 2000kcal
1日の基礎代謝   1500kcal

この人がいきなり消費カロリーを2000kcal以下に減らすことは辛いと思います。
そうした方は取り合えず、摂取カロリーを2500kcal未満にできればいいです。
なぜなら、現状より減らすことになりますから、「太る」ことが鈍化します。

「運動」も行ない、摂取カロリーを徐々に2000kcalに減らせば、確実に「痩せる」方に向かいます。

運動の設定では、現在の体力に人それぞれ違いがあるため、普段から運動していない人は、5分でも翌日に筋肉痛や疲れが出ます。
最初は2分くらいから始めればいいです。
それでも確実に「健康」への方向です。体力は向上し、身体は軽くなります。


自分に合った「長続きする方法」を見つければ習慣化できる

することは2つ「摂取カロリーを少し減らし、運動を少しする」です。
最初に、ダイエットの設定【摂取カロリーを減らす目安】と運動の設定【負荷をかけても疲れない目安】をするといいでしょう。そうすると気持ちが揺らぎません。
ダイエットの方法にあれこれ迷うと、時間が奪われ結果が出にくくなります。

巷のダイエット方法には、3か月とか半年で可能というものは多いです。
しかし、私はこうした方法は採りません。

あなたには標準体重のころがあったでしょうか。
標準でなくとも、納得できる体重の時期があって、その頃に戻したいと考えているなら、今の体重になるまでに何年かかっているでしょう。
仮に10年かかっているとします。それは言わば、悪い「習慣化」によって長い期間をかけて「太った」わけです。それを戻すのに3か月や半年で可能と思うのは自由ですが、おすすめはしません。

私は「健康」を損ねたり、リバウンドすることを望みませんでした。
短期間で実現できても、辛い方法なら、その後は続かないからです。
簡単にできあがったものは、簡単に失なうと思います。

10年かかって「太った」なら、10年かけて「痩せる」のもおかしくないと思います。
けれど10年とは言いません。1年かけて一定の結果を出すぐらいの設定でいいと思います。
1年ぐらい続けられて、その間に苦が無ければ、その後も続けられます。
そして、2年目には更に結果を出せます。
「習慣化」できれば、その先は思い通りに進められます。

先に習慣化した状態を形として作ってしまいましょう。
そうすれば、「痩せて健康になる」ことは叶います。


ダイエットで痩せる「カロリーは正直」

「痩せる」決め手は「摂取カロリーを減らすこと」です。

筆者は、体重を8キロ落とし、その後、3キロ増やし、そこで止めています。
その経緯は他の記事に紹介しています。

この体験から、摂取カロリーが200kcalほど増減するだけで体重が変化することをつかむことができました。どのくらいの増減をしたら、どれだけの結果として現れるかが分かります。
落とす、増やす、止める、を体験したことで、体重コントロールが思うがままにできます。

体験して言えるのは「カロリーの摂取量が体重を決める」ということです。

「カロリーは正直」です。例えば1日300kcalを3日減らしたら、体重は見える形で減ります。
「運動すること」だけでは、3日で見える形で減らすことはできないでしょう。
※ハードなトレーニングをする方は別です

「運動すること」で痩せれると期待しない方がよい、と思います。
これは、アスリートや筋トレの大会を目指すほどでなく、普段の生活の一部として普通に行なう程度の運動をしている方なら、「痩せる」ことに直結しないという意味です。


ダイエットの意味は「痩せる」ことではない

ここで、ダイエットの意味を確認しておきます。

英単語のdietは「日常的に食べるもの、食習慣、食生活」の意味です。
一般的にダイエットが使われるのは「食事の内容を制限する」場面です。

広い使われ方として、痩せる意味としてもdietは使われますが、英語でのdietは「食事をコントロールすること」を意味します。

日本語のダイエットは「食事をコントロールすること」と「運動すること」がごちゃ混ぜになっていることが多いようです。しかし、本来は別のことです。

したがって、ダイエットという言葉には、「痩せる」「体重を減らす」「運動する」「運動して体重を減らす」という意味はありません。

ダイエットは痩せる意味ではなく、コントロールする意味です。
「食事」を「減らす方向でコントロール」すると「痩せる」ことになります。
逆に「増やす方向でコントロール」すると「太る」ことになります。

ダイエットに「痩せる」と「運動する」の意味はなく、あるのは「コントロール」するという意味です。

ダイエットの成果を上げようと思うなら、「コントロールする」することを抜きにはできないわけです。これがダイエットという言葉に込められた意味です。

「痩せる」決め手が「食事を制限する」こととは思えず、違うアプローチをしている方が多いのではないでしょうか。なかなか成果が上がらないと思う人は、アプローチを見直してみましょう。


「飲食」を工夫して減らし、生活の負担にならない「運動」をする

「摂取カロリー」を少し減らし、「運動」を少しするだけでいいので、さっさと理想の生活リズムをつくってしまうといいでしょう。

筆者は、体重を8キロ落とし、その後、3キロ増やし、そこで止めました。
その後は生活環境の変化に合わせて、3キロ程度の幅で減量や増量をしています。
その経緯はこちらの記事を参考としてください。

「在宅勤務でダイエットするコツ【はじめの一歩】」シリーズ


摂取カロリーを落とすための考え方を紹介しています。

在宅勤務でダイエットするコツ 【はじめの一歩】飲食編 - モーニングセット

 

筋トレする際の考え方を紹介しています。

在宅勤務でダイエットするコツ 【はじめの一歩】筋トレ編 - モーニングセット

 

取り組みを変える際に、なぜ変える必要を感じたのか、その時に考えた道筋を紹介しています。

在宅勤務でダイエットするコツ 【はじめの一歩】変化形 - モーニングセット

 

おわりに

『苦も無く「痩せる」方法』のところで、ポイントは、『自分に合った「長続きする方法」を見つけ、習慣化することです。』と書きました。
「習慣化」するとは「継続」することです。「継続」のリズムをつくる前に無理は禁物です。無理して「嫌」になったら終わります。
「継続」は何よりも良い結果をもたらします。途中で止めないで続けられれば「習慣」になります。ライフワークになったなら、リフレッシュになるし楽しくて生活が生き生きとしてきます。

自分に合った「ダイエットの設定」と「運動の設定」をしましょう。
少し遠回りしても、やり方を変えながら見つけていく、ことも楽しいと思います。
はじめの一歩を踏み出せたなら、その時から進み始めている、ということです。
より良いやり方を見つけ、それが自分に合っているなら、どんどん変えていけばいいでしょう。

私自身も、やり方を変えながら続けてきました。
自分に合うように、自分の体質や体力、生活リズム、すべてを考慮して自分なりの設定をしてください。
主体的に設定することに意味があります。

何よりも自分に合う内容を見つけることが鍵です。
ご紹介したことを進めていけば、思いどおりに進むでしょう。


ダイエットは健康的に行ないたいものです。
参考としていただければ幸いです。