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100均の220円「のこぎり」で「栴檀」の固い幹を切り倒す

これは「栴檀」の木を取り除く格闘の記録です。

前回の記事
栴檀」の幹との対決から根との対決へ【根が生きている】
では、新たな格闘の始まりを感じました。

今回はその続きです。

これまでのこと

我が家の駐車場脇に勝手に生えた「栴檀」の木が、駐車灯を壊す恐れがありました。
小さくて可愛いうちは放置できても、これ以上の成長は困ります。

栴檀」は10年で、幹の太さは5センチを超え、樹高1.5メートルを超えました。
ここから「栴檀」を取り除くことに着手しました。

茎葉処理型の液剤タイプの除草剤を使いつつ、体重を掛け折り切っていきます。
1.5メートルから80センチへ、次に55センチへ、そして30センチまで折りました。

折り切った「栴檀」は、縦に割れて幹が剥き出しです。
除草剤を使っているので、幹の断面は、水分がなく枯れ木の色になっています。

しかし初夏の成長期になると、根の脇から別の幹が出てきます。
もうこの「栴檀」に成長力はないと思っていたのですが、根は生きていました。

新たに生えた幹は抜去し、折り口に除草剤を散布しました。

ここまでで1年が経過しています。


栴檀」の幹の現状と根の観察

さらに1年ほど経ちました。
この間、徐々に折り崩していったので、20センチくらいになっています。

※左:昨年9月
※右:現在

拡大してみます。

初夏に差し掛かりますが、今のところ周囲に枝葉は生えていません。
よく観察すると、根の太さは幹の倍以上あることが分かります。
このままでは、別の幹が生えそうです。

 

「のこぎり」を100均で購入

我が家には「のこぎり」がありません。

買っても、木を切ったあと、他に使うことはありません。
高いだろうし、もったいないと思っていました。

しかし、100均の「のこぎり」でもいけるかも、と思って調べました。

いろいろありました。
ダイソーの「木工用のこぎり」が良さそうです。
店頭で現物を見たところ、使えると思いました。

「引き切りタイプ」と書いてあります。

持ち手は片手です。
栴檀」の幹は固いので切れるか心配です。
でも220円(税込)ですから、ダメ元で購入しました。

取り出して、持つと手になじみます。
刃の部分も柄の部分も軽く、同サイズの包丁よりも軽い感じです。
頼りなさげですが、作りはしっかりしています。

これなら行けそうです。


栴檀」の幹を根元で切り倒す

100均の220円「のこぎり」で幹の根元を切っていきます。

こんな感じで地面すれすれの所に歯を当て押し引きします。
「引き切りタイプ」なので引くときに切れていきます。

数100回の押し引き、その間10分くらいです。
ほんと「栴檀」の幹は固いです。

ついに切り倒せました。
地面から3センチの切り株になりました。

切りごたえがありました。
カチカチでしたから・・

10年くらいの年輪が見えます。
切り口は目が詰まって、しっかり生きています。


栴檀」の切り株

栴檀」は切り株になりましたが、抜根までしたいと思います。
これまで、体重を掛けても、根元はびくともしなかったし、根の太さは幹の倍以上あるので、すごく手ごわいと感じます。

この先は、時間を掛けて根を枯らしていきます。

切り株に切れ目を入れました。

ここに濃いめの除草剤を垂らし、見えている根元にも散布します。

栴檀」の伐採ができたので、これからは抜根が目標となりました。
当初から2年、「のこぎり」代を惜しんで時間が掛かりました。

それが、100均で220円出費したら状況が変わりました。

まだ、終わっていないので続きます。