「栴檀」の木を取り除く格闘が続いています。
前回の記事
100均の220円「のこぎり」で「栴檀」の固い幹を切り倒す
からの進捗です。
切り株の切り口から見えている根元にかけて、濃いめの除草剤を散布して2ヶ月が経ちました。
あまり進展が見られないので、除草剤の希釈を変えてみます。
これまでのこと
我が家の駐車場脇に勝手に生えた「栴檀」の木が、駐車灯を壊す恐れがありました。
小さくて可愛いうちは放置できても、これ以上の成長は困ります。
「栴檀」は10年で、幹の太さは5センチを超え、樹高1.5メートルを超えました。
ここから「栴檀」を取り除くことに着手しました。
茎葉処理型の液剤タイプの除草剤を使いつつ、体重を掛け折り切っていきます。
80センチへ折ったところで、ひとまず様子見しました。
放置すると、ひと月もしないうちに生い茂り、3倍くらいのボリュームに見えます。
「栴檀」の成長の早さには驚きです。
この後、55センチ、30センチへ、20センチへと少しづつ折りすすめました。
そして、100均で220円(税込)の「のこぎり」を購入してから、あらたな局面を迎えました。
こんな感じで、幹を根元で切りました。
ついに「栴檀」は、地面から3センチの切り株になりました。
切り株に切れ目を入れて、除草剤を濃いめにして散布しました。
「栴檀」の伐採に着手して2年、ようやく切り株にまですることができました。
「栴檀」の切り株が除草剤で枯れる気配がない
除草剤はこちらを使っています。
主成分はグリホサートです。
切り株へ除草剤を散布して2ヶ月になります。
10倍の希釈で、切り株にしたとき、その1月後、と2回散布しました。
専門業者のサイトでは、1年程度で枯れることが多いが、早ければ半年ほどで枯れるなどの記載があります。
しかし、まったく枯れる気配がないように見えます。
まだ2ヶ月なのでこれでいいのかもしれませんが心配です。
・月日が経つと伐採の時にできた切り口が塞がっていくので、除草剤を塗っても浸透しなくなる
・1度塗っただけでは枯れないので、定期的に塗り直す
といった記載もあります。
「栴檀」の切り株を除草剤で枯らす適切な希釈
専門業者のサイトでは、木の根を枯らすには除草剤を原液のまま塗布するとの記載も見かけます。
切り株へ3回目の除草剤の散布をしておこうと思います。
今回は、のこぎりで切り株に切れ目を追加しました。
もう一筋入れたいのですが、駐車灯が妨げになってできません。
今回は原液を垂らしていきます。
ここで除草剤の注意書きを確認してみます。
「適用作物及び適用場所」の末尾に林木と書いてあります。
注入処理:林木
との記載もあるので、穴を開けて注入するのがいいようです。
家にはドリルがないので、この方法は保留です。
「希釈方法」は、100~200倍、50~100倍、30倍、25倍、と書いてあります。
最も濃い希釈がスギナの場合で25倍です。
ここには林木の希釈が書いてありませんが、10倍~25倍くらいと考えました。
そこで、これまでに「栴檀」を枯らした除草剤は
・切り株にする前までは25倍
・切り株にしてからは10倍
の希釈としていました。
2ヶ月が過ぎ、見たところ、切り株への10倍希釈は薄いようです。
「栴檀」の切り株は、径6センチです。
小さい木ですが、それでもこの生命力には驚かされます。
この小さい切り株に、原液を20mlほど垂らしました。
垂らしたときは、表面に溜まっていましたが、すぐに浸み込んでいきました。
前回の10倍希釈なら200mlになるのですから、量としては多いです。
前回は、10倍希釈のものを50mlくらい垂らしましたが、多くは周囲に流れたかもしれません。
しばらくは様子見
これで状況が変わるか、しばらく様子見です。
膠着状態から抜け出せたらいいのですが・・
ただ、物凄く枯れて腐るのも良くないと思われます。
虫害にも気を配る必要が出てくるので・・
いろいろと考えてしまいますが、進展することを願っています。