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勝手に生えたジャスミンがフェンスに絡み、隣家の電柱支線を這い上がる!

勝手に生えたジャスミンの話しです。

これがフェンスに絡みつき、近くにある電柱の支線に伸びて、斜めに這い上がっていました。
その高さは2メートルになります。

つる性植物は、容易に剥がせないので厄介です。
巻くだけでなくフェンスの網に喰い込んでいます。

はじめは気にならず

我が家の庭に接して燐家の侵入路があります。
境界の役割を当方のフェンスが担っています。

数年前、フェンス下の地面から植物が勝手に生えました。
雑草ではなさそうなので、そのままにしていました。
フェンスに絡みかけてはいますが、まだ細いつる状態です。

はじめは、その気になればいつでも剥がせると思っていました。

大きくなると気になる

その植物が大きくなってきした。
何という植物だろう、とは思いましたが、調べもせず放置していました。

2年ほどして、フェンスを越える大きさになりました。
葉も茂っています。
小枝も塊みたいにギッシリ詰まっています。
そのころから、つるの先端が、10センチほど離れた電柱の支線に伸びていきました。

これ以上の成長は困る、と思うと気になります。

ときどき花が咲く

さらに2年ほどすると、ときどき小さくて白い花が咲きます。
燐家の侵入路を挟んださらに向こうの家の人から、ジャスミンが奇麗ですね、と言われました。

この植物はジャスミンだと分かりました。
これはグーグルレンズで検索していたら分かることでしたが・・

家族もジャスミンの花が咲くと喜んでいます。
これはなかなか処分できないな、という状況でした。

しかし、電柱の支線に伸びたつるの先端は、支線を斜めに這い上がっています。
その先端の高さは2メートルを超えそうです

このまま放置したら、さらに電柱の支線を巻き上がることは明らかでした。

勝手に生えたジャスミンを取り除くときがきた

このジャスミンを取り除くきっかけを伺っていましたが、そのときが来ます。
燐家の侵入路の奥に古い家があったのですが、ここ数年は住人不在でした。
ですが、昨年から建替えが始まり、子世代の方が帰ってくるようです。

当方のフェンスの向こうは燐家の侵入路です。
電柱の支線は燐家の侵入路の土地上にあります。

ジャスミンは燐家の侵入路に向けて花を咲かし、そのつるは燐家の侵入路の土地上にある電柱の支線を這い上がっています。

このジャスミンは我が家の敷地から生育して燐家に入っているので、これはもう、ジャスミンを取り除くしかありません。
燐家に住人が戻る前に、迷惑を掛けない程度にしておく必要があります。

勝手に生えたジャスミンの取り除き方

我が家は定期的に除草剤を撒きます。
土壌がいいのか、すぐに雑草が茂ります。

成長した雑草に使用する除草剤は、茎葉処理型の液剤タイプになります。

雑草の「希釈方法」は、通常は50~100倍にしています。
雑草対策のときに、50倍の希釈でジャスミンの根に散布しました。

これが効いたようです。
意外に弱い感じです。
除草剤を50倍の希釈で散布すると、ジャスミンの成長は止まり枯れていきます。
成長力はありますが、除草剤には弱いようです。

枯れてきたところで、枝は手で容易く折れます。
枝はパキパキ折れます。
水分はなくてカラカラです。

細かい枝が四方八方に決まりなく分岐しているので、軍手をして作業します。
軍手に枝の切れ端がびっしりと付きます。

電柱の支線を這い上がったジャスミンは全て除去しました。
フェンスに絡みついたものも大半を取り除きました。

取り損ねたジャスミンの現状

つる性植物がフェンスに絡むと厄介です。
巻くだけでなくフェンスの網に喰い込みます。
網穴の向こうに行った枝が別の網穴から戻ってくるからです。
見ると、網目を自分の幹内に取り込んでいます。
葉と小枝を取り除いたあとの外観です。

こうなるともう、手では剥がせません。

フェンスと電柱の支線はこんな近さです。

ここからは道具が必要かな・・

根の方も塊になっていて、大きくグロテスク。

蜘蛛の固まった死骸みたい・・

抜根するのも道具が必要だし・・
これからの課題です。

いちおう、燐家に迷惑を掛けない程度にできたと思います。

さいごに

フェンスガーデニングという言葉があります。

主にフェンスに植木を引っ掛けたりして楽しむことです。
ただ、フェンスにつる性植物を這わせたり絡ませるということも指します。

いやちょっと待ってよ、と思います。

フェンスとは「敷地境界・隣地境界の区切りのために設置するものです。」と、日本エクステリア工業会のホームページで言及されています。
そこでは「無理な力をかけたり、無理な力がかかるような使い方をしないでください。」とも言っています。

そもそも多くのフェンスは隣地との境界に設置されています。
隣地でければフェンスの向こうは道路なのが一般的です。

日本国内の市街地では、そうした使われ方でしょう。
大邸宅ならまだしも、一般住宅のフェンスは境界そのものです。

経験したので分かります。
自分の所有地でないところまではみ出している植物や樹木やプランターなどを見て、これはいけないと考えるのは私だけでしょうか。

勝手に生えた植物が境界を越えたら取り除く、というのが普通です。

フェンスガーデニングが境界フェンスガーデニングなら問題ありです。

フェンスを境界の手前に設置して、フェンスと境界の間にスペースを確保するなりして、周囲に迷惑を掛けない配慮は要りますね。

いろいろな面から考える必要があるかな、と思っています。