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セルフガソリンスタンドで給油が始まらないのは実際にあること

セルフガソリンスタンドで給油が始まらないことは実際にあります。

最近よく、セルフガソリンスタンドの裏側についての記事を見かけます。
このあたりについての関心の高さが伺えます。

そこで今回、筆者の体験に絡めてセルフ給油事情をまとめておきます。

実際にあったセルフ給油が始まらない体験

ガソリン給油の場合、給油ノズルのレバーが直ぐに反応しないことがあっても、しばらくすれば正常に動き始めます。

筆者が体験したのは、灯油の給油場面です。

セルフ給油機に会員カードを提示して、QRコードのクーポンをかざし、給油量を指定し、給油ノズルを持ってレバーを引きます。
ここまではスムーズですが、給油が始まりません。
しばらく待っても反応なしです。

係員を探しましたが近くには居ません。

そこで給油ノズルを戻し、事務所の近くにいる係員をつかまえます。
「給油ノズルが反応しない」ことを伝えると給油を始められました。

当方にとっては焦ることでしたが、スタンド側は「給油してください」との返事で、なんともあっさりしていました。

セルフ給油が「係員の許可」のもとで運用されていることを実感

ガソリン給油の場合、通常なら給油スペースが事務所の前にあるので、監視カメラだけでなく目視でも利用者の行動をチェックできます。
給油ノズルのレバーが反応しなくても、それは一時のことです。
わざわざ係員に伝えるなんてないでしょう。

今回は灯油のセルフ給油機なので、事務所の前でもないし離れてもいます。
事務所内からの目視は無理でしょう。
ガソリン給油の場合に比べると、利用者の行動チェックが行き届かないように見えます。

こちらから伝えないと給油が始まらない場面に遭遇したのは、めったに無いと思います。

セルフガソリンスタンドの裏側で「係員の許可」が行なわれていることを実感した体験でした。

セルフ給油機の「係員の許可」とは

消防法では「給油作業を監視し、及び制御し、並びに顧客に対し必要な指示を行うための制御卓、監視設備(監視カメラ)等の設備が必要。」とされています。

セルフ給油の流れは係員にチェックされていて、給油開始の際に係員が「給油許可」を出してします。
これは、燃料の送油許可を行なっているわけです。
こんな安全上のルールがあったんですね。

制御卓は事務所にあるのが普通ですが、タブレット端末などでも「給油許可」が出せます。
タブレット端末の運用を導入していれば、係員が事務所外にいて他の作業をしながらでも「給油許可」を出せます。

セルフガソリンスタンドの「業務の効率化と多角化」が考慮されて、このような仕組みになっているんですね。

おわりに

セルフガソリンスタンドで給油が始まらないことは実際にあります。

それが自分に起きたときは、落ち着いて係員を探しましょう。
係員はどこかに居ます。
無人のセルフガソリンスタンドはありません。

訪問してくれた方のご参考になればと思います。