「栴檀」の木は手ごわい!周囲を破壊する前に何とかしたいが・・
の記事で、生命力が凄くて手強い、という話しをしました。
「栴檀」の木との対決に新たな展開!長年の悩みに光明が差す!
の記事で、この木の弱らせていく作業、について書きました。
今回はその続きです。
これまでのこと
家の駐車場脇に勝手に生えた「栴檀」の木が10年以上の成長を続け、放っておけなくなった話しです。
この木を除こうとして体調を崩したり散々な思いをしました。
「栴檀」は生命力が凄くて、太さは5センチを超えるともう、力づくでは折れません。
伐採については、業者に依頼せずに自分で取り除こうと思いました。
この木の「魔除けの霊力がある」ということも気になるので、徐々に枯れさせていく計画です。
半年前に、茎葉処理型の液剤タイプの除草剤を使い、その希釈を濃いめにして、「栴檀」の幹の縦割れの剥き出しのところに垂らしました。これを2週間後にもういちどおこないました。
2度目の散布から2週間経つころ、「栴檀」の幹の縦割れの剥き出しのところが生気を失くし乾いた状態に変化しました。
幹の先端を持って一気に体重を掛けると、折り切ることができました。
数年前に樹高1.5メートルくらいだったのですが、ようやく55センチにすることができました。
折った断面は、赤茶け乾いていて、水分がない様子です。
「栴檀」の折れた断面に濃い除草剤を垂らしたその後
前回から半年が経ち、初夏の成長期になりました。
「栴檀」の折れた断面は、枯れ木の色になり、水分がありません。
半年前は赤茶けていたのが、枯れ具合が進んでいます。
幹は2つに分かれているため、断面は上方と下方にあります。
※左は半年前の赤茶けた断面(上方)
※右は現在の枯れ木の色の断面(上方)
※左は半年前の赤茶けた断面(下方)
※右は現在の枯れ木の色の断面(下方)
周囲に枝葉も付けていません。
どうやら、確実に枯れています。
前回と同様、幹の先端を持って、一気に体重を掛けて手前に傾けます。
幹が短く(55センチ)、太さは6センチあるためか、びくともしません。
こんどは、足を乗せて体重を掛けます。
ようやく「バキッ」と音がして30センチくらい、折り切ることができました。
いびつに折り切れて、30センチほど残りました。
この残った幹は、足を乗せて体重を掛けても、しなりさえしません。
「栴檀」の折れた断面は、枯れ木の色ではなく、赤茶けた色です。
どうやらまだまだ枯らす必要があります。
「栴檀」の幹との対決は最終段階へ
「栴檀」の幹との対決は最終段階のようです。
今度も、茎葉処理型の液剤タイプの除草剤を使います。
その希釈を濃いめにして、「栴檀」の折れた断面に垂らしました。
薬剤が枯れて乾いた幹の下の方に浸透していき、根まで到達するように、たっぷりと垂らします。
残った幹の生え際が完全に枯れてボロボロになるのを待つ計画です。
今回で一応の決着を見た
数年前に初めて「栴檀」の木に除草剤を使った後、直ぐに体調を崩したことは、これまでに述べました。
生命力のある木を枯らそうとするのは、心にマイナスを生じるのでしょう。
古くは獄門のさらし首の木として用いられたため庭に植えるのは忌み嫌われたとか、魔除けの霊力があるとか、普通の木と違い突然割れるので注意が必要とか、普通の木でないですね。
初夏の成長期になっても全く変化せず、周囲に枝葉も付けないことで、もうこの木の成長力はないと感じます。
不幸にして勝手に生えた「栴檀」の木には申し訳ないのですが、このまま枯れると思います。
成長が止まったことで、この対決にいちおうの決着を見ました。
悩みは解消する方向となり「ホッ」としています。