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地下足袋のゴム底の剥がれを100均グッズで接着できた

地下足袋のゴム底が剥がれました。

この足袋は祭り用です。
そのため、履くのは年に数日です。
それで15年くらい使ってきました。

ゴム底は劣化してないので、まだまだ全然使えます。
あと5年くらいは持たせたいと思っています。

いろいろと調べると、自分で接着できることが分かりました。
やってみて上手くできなかったら仕方がない。
ダメもとでDIYしてみました。

完璧な修理をしようとは思っていません。
なのである意味「テキトー」です。
コストは最少でできたら最高です。

修理が終わり、満足のいく出来だったので紹介します。

参考になるのではと思います。

地下足袋のゴム底の剥がれ

ゴム底は3分の1ほど剥がたのですが、残りの部分も剥がれそうです。
そのため全部剥がしました。

ゴム底と足袋の裏地は、このようになっています。
かかと部にエアークッションがあります。

接着剤は一部だけに塗るのは難しく、全面に塗る方が塗り易いと言えます。
そのため、ゴム底を全部剥がしました。
ただ今回の場合、貼り合わせ面はデコボコでした。
上手く塗布できるか心配です。

地下足袋のゴム底の剥がれに使える接着剤を100均で調達

調べてみると、コニシボンドG17(20ml)が使えそうです。
今回、ダイソーで購入できました。

用途は、合成ゴム・皮革・金属・皇室プラスチック・木の接着に使えて、対象に靴の記載があります。
なので使えることは間違いありません。

コストを掛けなくてトライできそうです。


ゴム底と足袋の裏地に接着剤を塗布する流れ

作業の流れは簡単です。
ただ、いくつか注意点があります。

泥や古い接着剤のカスを落とす

汚れを除くことは必要です。
そして、接着面をやすりなどで平らにしておくことが推奨されます。

ただ今回の場合、ゴム底と足袋の裏地がボロボロなので、こするとザラザラになってしまいます。
なので歯ブラシで汚れを落とし、ウェットティッシュで拭くだけにしました。

ドライヤーでゴム底と足袋の裏地を温める

接着面を温めると接着剤の乗りが良くなります。
特に気温が低い時期には推奨されます。

ドライヤーで簡単に温められます。

接着剤を塗布する前に温めてみました。
※温めると古い接着剤がベタベタしてくる
※イラストはスニーカーですが、こんな感じ

 

ゴム底と足袋の裏地に接着剤を塗布する

接着剤は全面に塗布します。
ゴム底と足袋の裏地の両方に塗布します。

塗布した状態はこの様になりました。
かかと部のエアークッションがデコボコしています。
塗る適正量をはかりかねましたが、過去の工作経験に照らして多めに塗布しました。

ゴム底の剥がれは右足だけですが、コニシボンドG17を20mlのうち15mlほど使いました。
他の工作物の接着に比べると、ゴム底のボンド使用量は多くなると思います。

ゴム底と足袋の裏地を貼り付ける

貼り合わせは、つま先と踵を合わせて、ずれないように貼っていきます。
貼り直しがきかないのでズレない様に慎重に行ないます。
貼り合わせたら直ぐに圧をかけます。
グイグイ押し込むようにして馴染ませていきます。

ここでもう一度、ドライヤーで温めました。
するとさらに馴染んできた感じになります。

仕上がりはこの様になりました。

 

接着剤が固まるまで、ゴム底の固定をするのがベストです。
ただ、今回は固いソールではないので馴染みが良いと感じました。
そのため、数時間ほど室内履きしました、
※もちろん裏は奇麗にしてあります

作業は以上です。簡単ですね。

素人の作業なので、こんな感じでOKでしょう。


おわりに

その後の使用感は上々です。

すでに数日、計3万歩くらい履きました。
接着面のズレも剥がれもありません。

素人が100均のボンドで接着した出来栄えとしては及第点と思います。

一般的に、靴底が剥がれて業者に修理してもらうと、新品が買えるくらい掛かるでしょう。

靴底の剥がれだけで、まだ使えるものを捨てるのはもったいないですね。

コスパも最高、安くできて満足しています。

参考になりましたら幸いです。