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使って分かった高圧洗浄機の能力

快適に暮らしたいと思っていても何もしないでは生活環境は荒れていきます。

在宅勤務も選択できる昨今なので、生活環境は以前に増して大事です。
そう思って、住宅回りを整えようと考えてきました。

昨年のことですが、家庭用の高圧洗浄機を使って家の周りを掃除しました。
家庭用の高圧洗浄機を使ったのは初めてですが、洗浄能力が予想以上で感激しました。
今回は、その驚くべき能力についても書きます。

高圧洗浄機について

高圧洗浄機は、ずっと昔に業務用を使ったことがあります。
ガソリンスタンドや洗車スタンドに置いてあると同じ種類のやつですね。
据置型で動かせない分、ノズルのホースがやたらと長くて取り回ししにくいのが難点です。とはいえ洗浄力は抜群です。
業務用は吐出圧力が高く、吐出水量も多くガンガン出ます。狙ったところの汚れを一気に落とせます。

昨今は、高圧洗浄機の種類はとても多いですね。
家庭用としては移動型が普及しています。
移動型は使いやすく、業務用から家庭用まで用途に合わせて幅広くあります。

性能面の決め手は吐水圧力です。家庭用は6MPaから10MPaが一般的です。
吐出水量も性能の一つですが、多ければいいというものではありません。
節水に配慮しつつ、少ない水量で汚れを落とせるものが良いと言えます。

価格は7千円から3万円くらいでラインナップされています。

 

高圧洗浄機を使った経緯

長年の頑固な汚れ

家周りでとくに汚れの酷い場所が化粧ブロック塀です。次に酷い場所が駐車場です。
化粧ブロック塀は二つあって、一つは高さがあり手塗りの塗装がしてあります。
駐車スペースの後ろなので、下の方は真っ黒です。
建築業者のスタッフに聞いたところ、下地から汚れが出てきているので、塗り替えをしないと奇麗にならないと言われました。
しかし、実際に調べて言っているのではないので、私の経験と調べたところでは、建築業者の話しは疑わしいと思いました。


掃除業の知人に聞いた

掃除業をしている知人に、ブロック塀の汚れの落とし方を聞いたところ、普通の経年的な汚れなら高圧洗浄機で落とせるでしょう、とのことです。
そして、仕事で使っているのが、しばらく空いているので貸してくれるとのことです。
業務で使っているものですが、家庭用のものです。
じつは、業務用と家庭用の区分は明確ではありません。
業者も出先では、家庭用の高圧洗浄機を使ったりします。


使用した高圧洗浄機

使用した高圧洗浄機は、マキタ MHW0800 です。

スペック
吐出圧力 7.5MPa
吐出水量 330L/h

家庭用のミドル機種にあたり、能力としては平均的なものです。
メーカー生産が終了してしまっているため、販売店在庫のみの取り扱いです。


高圧洗浄機の能力に驚いた

想像以上の洗浄能力に驚くばかり、凄まじくてビックリというのが感想です。

落としたい汚れは駐車スペース後ろの化粧ブロック塀の下の方ですが、水流を当てるだけでみるみると黒ずみが落ちます。

さらに感動したことがあります。

玄関正面の化粧ブロック塀の最上部はレンガです。そのレンガとブロック塀の境目のところに蜘蛛の死骸が貼りついています。
10年も前のことですが、10センチ超えの蜘蛛を殺虫剤でやっつけて縮こまって息絶えました。残酷ですが仕方ありません。

縮こまっても大きな塊(3センチ程)でしたので気持ち悪くて放置していました。
雨や台風で自然と朽ちると思っていました。しかし一向に落ちず、どうしようかと思案しているうちに化石化してしまいました。
1年くらい経って割り箸でツンツンしましたが石のような感じです。
ドライバーを当ててドライバーヘッドをコンコンしましたが落とせません。
そのくらいに頑固な塊になってブロック塀と一体化しています。

高圧洗浄機の扱いに慣れてきたところで、いよいよこの塊との格闘を開始します。
恐る恐る高圧洗浄機の水流を当てたところ、この塊がものの数秒でポーンという感じで剥がれ落ちました。

 

唖然としました。ビックリです。
ドライバーを当ててコンコンしても落ちない塊が落ちました。すごいです。
高圧洗浄機、おそるべしです。
認識を改めました。

 

使って分かった高圧洗浄機の能力

この時ほど、現物を実際に使うことの体験が重要、と知ったことはありません。
現物に触らないまま、下調べだけでは計れないことがあるということですね。

性能の数値やランキングサイトは参考になります。
また使っているところの動画も参考になります。

ただ、この体験はそれらを越えるものであることは事実でした。
高圧洗浄機の体験は貴重でした。

この時に使った高圧洗浄機は借りものでした。
1年も経てば家の周りはまた汚れてきます。
次に対処するため、購入を考えています。
その時はミドル機種でも凄く掃除能力があるのを参考にしたいと思います。

あと、ノズルによって洗浄能力にが随分違うことを実感しました。
ノズルが豊富な機種を選ぶといいですよ。
ノズルは吐出圧力を補うほどに性能を引き出します。

それと、今回のことで、建築業者のスタッフが一見しただけで言ったことはいいかげんで間違っていることが分かりました。

やはりというか、自分でできることはやってみるといいですね。
外壁塗装の吹き替えやら、住宅回りはいろいろとあります。
いち建築業者の言うことだけを正しいと鵜呑みにしないようにしたいと思います。
でも、この業者は点検もしないで言うんだな、と参考にはしますが。

また、高圧洗浄機で体験することがあれば記事にします。


この記事が参考になれば幸いです。