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ダイエットの基本は?「本来の意味」と「健康づくり」

ダイエットを成功させたいと思い、運動したりプロテインを多めに採ったりしている方は多いのではないでしょうか。

しかしなかなか思い通りにダイエットできないのが現実でしょう。

そこで、なぜダイエットできないかについて考えてみます。

筆者はダイエットに成功して、体重を8キロ落とすことに成功しました。

その後、3キロ体重を戻し、そこで維持しています。

今回の記事に対応した実践的内容は以下を参考としてください。

ダイエットで痩せる「カロリーは正直」 - モーニングセット

 

 

ダイエットの「本来の意味」を知るべき

ダイエットの「本来の意味」に「痩せる」はありません。
「体重を減らす」「運動する」「運動して体重を減らす」という意味もありません。
まず、ここを押さえる必要がります。

英単語のdietは「日常の飲食物、食餌療法、食事制限」の意味です。

ダイエットを「痩せる」意味で使うときは
・ダイエットして痩せる
といった使い方になります。

ダイエットが意味する内容は「健康」の方を向いています。
ダイエットの意味が「日常の飲食物、食餌療法、食事制限」であることから導かれる方向は「健康になる」ことです。
それまで偏っていた飲食を見直し、身体に合った内容に是正することです。
弱まっている機能を回復させるために一定の期間だけ塩分や脂質の摂取を控えるなどはイメージできるでしょう。
医師の指導に基づいて行うことは多く、内臓器官の治療に合わせて行なうのは必須と言えます。

筆者は子供の頃に病気で「食餌療法と食事制限」をしたことがあるので、ダイエットが理解できます。


病気とは言えないけど不健康な人が目指すダイエットは「健康づくり」のため

ダイエットしたい方に圧倒的に多いのは、病気に至っていない方でしょう。
このまま不摂生を続けたら「ヤバイ」ケースです。
ほとんどの人が中高年で肥満になったり、脂質過剰になります。
あるとき人間ドックで数値として突き付けられたり、健保の指導対象として定期報告をしなければならなくなったりします。

そのときに言われるのが「ダイエットしましょう」です。
そしてダイエットの結果として目指す内容が「痩せる」です。
メタボと診断された場合は「お腹周りを中心に痩せる」です。

また、肥満ではない人も「ダイエット」は必要です。
こちらのダイエットは塩分や脂質の摂取を控えることになるでしょう。

ここまで見てきて分かるのは、ダイエットがストレートに痩せる意味になっていないことです。

ダイエットの意味は「健康づくり」に重点があります。
病気とまでは言えないけど、このまま不健康が続けば病気になる恐れが高い人にとって、健康に戻すためにする「飲食のコントロール」が「ダイエット」です。


ダイエットの意味は「食事をコントロールすること」

英単語のdietは「日常の飲食物、食餌療法、食事制限」の意味でした。
これはそのまま「食事をコントロールする」意味につながります。

 

ダイエットの意味は「痩せる」ことではないと知っておいてください。

ただし日本では言葉の使い方として、実際に広い使われ方がされていて「痩せる」意味としても使われます。
辞書には載っていませんが実際に使われているでしょう。

それで日本語のダイエットは「食事をコントロールすること」と「痩せること」や「運動すること」がごちゃ混ぜになっていることが多いのです。

以上を踏まえて、ダイエットという言葉に「痩せる」「体重を減らす」「運動する」「運動して体重を減らす」という意味はないと理解したうえで、ダイエットすることが大切となります。


ダイエットの成果を上げるには

多くの方が求めるダイエット目標は「痩せたい」ということだと思います。
筆者もそうでしたが、手っ取り早く痩せたい、というのが本音と思います。

ここまでいろいろ、ダイエット本来の意味を説明したのには理由があります。
ダイエットの成果を上げていただきたいからです。
することに優先順位を付けて明確にしていただくのが近道です。
そしてなぜそうするのか理解する必要があります。

ここで結論を述べます。
「痩せる」目的を達成する第1は運動ではありません。ダイエットです。
ダイエットで「食事をコントロール」して「摂取カロリーを落とす」ことを1番目にしましょう。

運動は2番目です。健康的に痩せたいなら運動もしましょう。

世間に溢れているオススメは、エクササイズやトレーニングが非常に多いと言えます。
ウォーキング、ジョギング、筋トレなど、言われるとおりにやっていたら、週に3日はとられて体はクタクタで時間にゆとりはないでしょう。スポーツ専業の人の言うとおりにしていたら、働き盛りの人は身が持たないのではないでしょうか。筆者はそうでした。

また、食事についてもタンパク質を体重の2倍は必要とか最低1.5倍必要とか言っていたりします。
これも極論と言えます。普通の人であれば健康さえ維持できれば良いので普通でいいと言えます。トレーニング成果を競う大会に出るのでなければ普通でいいでしょう。

なので第1の目標を「摂取カロリーを落とす」ことにしましょう。
その数値は「消費カロリー以下にする」ことを目標にしたらいいでしょう。
確実に痩せます。

この目標の取り組み中には
・食べ過ぎたら運動で消費すればいい
という考えは止めましょう。成果が出なくなります。

ダイエットの成果を上げるのは、あくまでもダイエットです。
「食事のコントロール」が近道です。


まとめ

ダイエットの「本来の意味」を知ったら「健康づくり」に重点があることが分かります。

理想の身体を追求するあまり、過度なトレーニングと減量、行きすぎたタンパク質の摂取などは、本当に「健康」とは見えません。ここはあくまで「健康第1」を目指したいものです。

ダイエットの成果を上げるのは「食事のコントロール」としました。
付け加えますが「摂取カロリーを落とす」なかで「栄養バランスの良い食事」を採りましょう。


誰しも健康な頃があったと思います。
正しいダイエットをすれば「健康」になります。
自分に合ったダイエットを行ない「健康」を取り戻しましょう。

この記事が参考になれば幸いです。