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自分でやった硬化型ガラスコーティングの感想

車が新しいほど、汚れていると気になります。
運転時の気持ちにも影響するので、奇麗にしておきたいものです。

古い車なら全体が汚れてくるので、あまり気にならないので洗車だけでいいと思います。

私は、国産車に乗っているときはガソリンスタンドの洗車だけでした。
最近は続けて外車に乗っていますが、外車にしてから簡易コーティングを自分でしています。
※ここで言う簡易コーティングとは、後に述べるガラス系コーティングのこと

乗っているのはコンパクトカーなので小さいです。
この車にしてから、洗車も自分でするようになりました。
その流れで洗車してから簡易コーティングしていました。

簡易コーティングはDIYでしても、小さい車は時間が掛かりません。

こんな感じでカーケアしています。
そんな私が現在の車を購入して最初の春に、本格ガラスコーティングをDIYしました。
※ここで言う本格ガラスコーティングとは、後に述べる硬化型ガラスコーティングのこと

今回はそのときの感想を書きます。
※しばらく前のことなので写真がなくて残念です。

ガラスコーティングについて

ガラスコーティングは二種類ある

ガラスコーティングは二種類に分かれます。

一般に普及しているのはポリマーとガラス繊維を合わせたガラス系コーティング剤です。
カー用品店で売られている多くはガラス系コーティング剤です。

一方、硬化型ガラスコーティング剤はコーティング専門店で扱っています。

ガラス系コーティング剤は3000円前後の価格で購入できて10台分くらいの量があります。
ガソリンスタンドで手塗りでやっていて、手ごろな価格になっているのはこのタイプと言えます。施工費は数千円のようです。

硬化型ガラスコーティングは時間も掛かるため、コーティング専門店に車を預けて行ないます。
硬化型コーティング剤のなかでも種類があります。
施工費は車格によって違い、10~20万円くらいになります。

硬化型ガラスコーティングのDIY

硬化型ガラスコーティング剤はDIY用のものもあります。
DIY用として普及しているものは、一般に扱いやすく開発されています。
プロと一般では施工の環境が違うことが配慮されています。

コーティング専門店は二日ほど掛けて室内で行ないます。ホコリがない場所で乾燥設備などもあります。
DIYではそうした環境がありません。良くてカーポート程度の環境なので、ホコリや虫などに注意です。
時間は一日で終わらせられるように午前中から取り掛かります。
急な雨や風には要注意で、天気予報を見て施工日を決めます。
季節としては、真夏の炎天下は避けるべきですし、梅雨時も避けるべきです。
炎天下では、車体が熱く液剤を塗布しているうちから乾いていくので塗りムラになります。
梅雨時は乾きづらく時間が掛かるので、雨の心配も増します。
暑かったり蒸していたりすると施工中の面に汗が落ちたりするので、そうした時期は施工に向きません。

こうしたことに注意しつつ行なうので結構疲れます。
でも、いい経験と思えば前向きにDIYできました。

使用した硬化型ガラスコーティング剤

施工には以下のものを使用しました。
「ハイパーピカピカレイン」8780円
「ビューコート洗車用脱脂シャンプー 100cc」390円
マイクロファイバークロス2枚」手元にあった物
「車の洗車後の拭き上げタオル」手元にあった物

また、脚立を用意しました。※1000円くらいで購入
ボディーに手を付かずに作業するために必需品です。


硬化型ガラスコーティング施工日のタイムスケジュールとトラブル

10:00 洗車と脱脂
    ※脱脂シャンプーなので同時に行なえる
11:00 水分の拭き上げ
    ※この後に休憩
12:00 施工開始
    ※ブロック毎に塗布して拭き上げ
15:00 施工完了

以上で完了、5時間ほど掛かりました。

この後、12時間は雨や夜露などで濡らすことは厳禁です。
とはいえ青空駐車では夜露が発生しても避けられません。

その後ときどき確認していたら、22時頃に夜露で濡れていました。
一瞬、やり直しになるかと思いました。
すぐに説明など調べてみると、表面硬化が完了するのは施工後12時間ですが、環境が良ければ数時間で完了するようです。
※完全硬化までは2週間

時期は4月末でしたので、夜露は予想していませんでした。
翌朝の朝霜ならまだしも、夜10時の夜露はないだろう、という残念な気持ちでした。
そして翌朝の日差しの中、いろんな角度から見て確認したところ、白くぼけていたり、ムラになっていませんでした。大丈夫のようで一安心です。

夜間に虫が付いたり、早朝に鳥のフンが落ちたり、それらを心配していましたが杞憂でした。


硬化型ガラスコーティングの感想とその後

硬化型ガラスコーティングの感想

施工後の水弾きは抜群、きれいな撥水になり、濡れたような艶もあります。
時間とお金を掛けただけのことはあります。

硬化型ガラスコーティング「ハイパーピカピカレイン」施工後の変化は評判どおりです。
ピカピカレインガラスコーティング剤は「親水性」「撥水性」「滑水性」と、水弾き別に3種類用意されていて、今回使用したのは「撥水性」です。
特殊なメンテナンス不要で3年間ガラス被膜が維持できると謳っています。
無機質のガラス被膜でボディを包み込むことにより、濡れたような艶になるとも謳っています。

硬化型ガラスコーティングのその後

2ケ月経った頃の6月末になると、梅雨どきということもあり、随分と汚れが目立ち撥水性も落ちます。
そこでメンテナンスのため「ナノピカピカレイン【撥水性】」3980円を購入しました。
※現在は2980円になっている

洗車して、続けてナノピカピカレインを施工します。
※こちらの施工は簡単で、方法は簡易コーティングの施工と同じ

その後は、汚れるたびに洗車してナノピカピカレインを施工していました。
季節にもよりますが平均すると2ケ月に1回です。

いちおう2年ほど、こんな感じでガラスコーティング後のメンテナンスしていました。

その間、徐々に硬化型ガラスコーティングしたメリットがぼやけてきた感じです。
たまに、明らかにプロの手によるガラスコーティングの高級車を見るとツルピカで、自分の車が見劣りします。

3年間ガラス被膜が維持できるとのことですが、最高を維持したければ再施工するしかないと思います。
ここから今後のカーケアの分かれ目です。


硬化型ガラスコーティングからガラス系コーティングへ

新車が数年経ったらガラス系コーティングへ

硬化型ガラスコーティングは確かに良いものであることは実体験して分かりました。
プロ用ほどではなくてもDIY用としては最高です。

ただ思うに、新車が数年経ってからが分かれ目です。
DIY用に開発されたものでも、硬化型ガラスコーティングの施工は気を使います。
条件が揃わないとなかなかという感じです。
私はやる気が続かないので、その後の再施工は止めました。

自分では新車にしたときに1回、2~3年後に2回目の施工をするぐらいでいいかなと思いました。
数年も乗った車であれば、洗車とガラス系コーティングでいいと思っています。

なにせ硬化型ガラスコーティングは、品質以外のところでハードルがあります。

硬化型ガラスコーティングのハードルまとめ

施工中のハードル
・ホコリ
・虫
・急な雨や風
・自分の汗

施工後のハードル
・夜露
・夜間に虫が付く
・早朝に鳥のフンが付く

施工に適さない季節
・真夏の炎天下
・梅雨時
・黄砂の時期

施工時間
・5時間程度

結構気を遣うことが多いです。
表面硬化が完了するのは施工後12時間、というのがネックですね。
1日仕事になることも分かりました。プロの料金が10万を超えるのも頷けます。


おわりに

というわけで、新車から数年経ちカーケアも次第に変わりました。
最近は、時間重視です。

硬化型ガラスコーティングでもなく、ポリマーとガラス繊維を合わせたガラス系コーティングでもなく、ポリマーコーティングの「フクピカ 4.0」を使っています。 
これはポリマーの液剤ではなく、ポリマーを浸み込ませたウェットシートで、商品分類は自動車用不織布含侵クリーナーといいます。

これは超簡単です。
まず軽く洗車します。その後、軽く拭き上げたあと、「フクピカ 4.0」を1枚取って拭き伸ばしていくだけです。シートが汚れたり乾いたら新しいシートに替えて続けます。2枚あれば1台分が仕上がります。

1時間かからず完了です。 
仕上げて完了なので、その後に汚れが付いても心配無用です。
※汚れたところを拭けば終わり

カーケアの時短にもなり、奇麗になるので気に入っています。


今回は、硬化型ガラスコーティングの体験談、合わせて自動車用不織布含侵クリーナーについて書きました。
現物を使ってみるのは貴重な体験です。
また下調べしたことは記憶にも残ります。

便利な世の中なので、時間が許せば自分でできることはやってみるといいですね。

詳しい施工方法については他のサイトにたくさんありますので、この記事では省きました。
また気付いたことが有れば記事にしていきます。


この記事が参考になれば幸いです。